Cafe
ふだんはカフェとして、コーヒーなどを飲みながら、ゆったりとした時間を過ごせる場を提供します。地元の食材をふんだんに使った石窯焼きのピザ、渡辺の友人でフレンチの巨匠として知られる三國清三シェフ直伝のオリジナル海老だしカレー、さらには、地元気仙沼で頑張っている店とのコラボメニューなどを提供しています。メニューの開発には、渡辺が自ら関わり、スタッフと議論・試食を重ねながら完成させています。
他にもたくさんのメニューや月替わりデザート、季節の限定メニューが楽しめます!
※ 料理内容は季節によって変わる場合があります。
" K-port Collaboration " 地元・気仙沼とのコラボ
【震災を乗り越える "気仙沼と魚沼の夫婦ぜんざい"】
2004年10月、日本で大きな地震があったことを憶えていますか? 新潟県中越地震、まさに僕の故郷で起きた震災でした。マグニチュード6.8、亡くなった方68名、ケガをした方4800名。あの時、僕はハリウッドで「SAYURI」という映画を撮影していて一報を聞きました。両親はちょうどその日に東京の僕の家に来ていて無事、実家の兄家族も無事。でも、その後も外国での撮影が続いていた僕には、「自分を育ててくれた故郷に何も貢献できていない」という思いが募っていました。それから10年の歳月を経て、ある日、「震災に遭った地域同士の交流が出来るといいよね...」と、幼なじみの親友から連絡があったんです。当時の僕の悩みを良く知る友の言葉は、僕の背中を押してくれました。「気仙沼と新潟を繋ぐことで、少しでも恩返しが出来るかもしれない...」。そんな気持ちを、新しいスイーツという形で表現したのが、このぜんざいです。僕が生まれた新潟の魚沼は、日本一の米どころ。ここで育まれた粘り強い餅米で作られる餅と、かたや、漁師町・気仙沼のスイートながらパンチのある姉御のようなあんこ。“沼”でつながった似合いのカップルが、晴れてKportで結ばれました。地震を乗り越え、復興の道を歩み続ける二人。名付けて“気仙沼と魚沼の夫婦ぜんざい”。どうぞご賞味下さい!なお、あんこは、気仙沼でとても美味しいつぶあん・こしあんを手がける「あずきや」さんのものを使用させていただきます。手造り羊かんが自慢のお店。店主の高橋美賀子さんは、本当にお人柄が甘さに出ているような素敵な笑顔のお母さんです。こしあんが一番の得意とのことですが、僕のつぶあん好きに応えていただきました。あずきやさんでは、ぜひ、こしあんもお試しあれ! 謙
あずきや
〒988-0206 宮城県気仙沼市岩月寺沢150-11